知識大事〜
2011年10月25日
買出しがてら、読書してきました
この本は、かれこれ4〜5回くらい読んでいる(笑)
メモ的に抜粋。
★親としての最大の任務
子どもの脳の大枠は、遺伝子によってつくられるが、
遺伝子が全てを決めるわけではない。
子どもの脳は、毎日食べさせる食べ物、
子どもが学んだことや経験によって変わり続けている。
この脳の変化によって得られた学習能力、
新しい環境に適応する能力を活用することによって、
子どもは幸福で意味のある人生を送ることができる。
子どもの遺伝子を変更することはできなが、
毎日、子どもが口にする食べ物と学習環境を整えることならできる。
だから、親としてあなたの最大の任務は、子どもの学習能力を高めるために
必要な最適栄養素を提供することなのだ。
→まさにwe are what we eatですね。知識を持って食べないと、体に悪かったりしますから。栄養学は奥が深いです。。。
★子どもに清涼飲料水を飲ませない
喉が渇いたら、清涼飲料水ではなく真水を飲むようにしよう。
清涼飲料水には、砂糖よりもさらに悪いブドウ糖果糖液糖という
甘味料が大量に含まれている。
ブドウ糖果糖液糖、トウモロコシのデンプンを酵素によってブドウ糖に
分解し、さらにブドウ糖を別の酵素で果糖に変えてつくったシロップである。
通常、ブドウ糖果糖液糖には、ブドウ糖と果糖が半分ずつ含まれ、
砂糖に似た甘味ではあるが、砂糖より安価である。
果糖を摂取すると、インスリンやレプチンというホルモンレベルが下がり、
食欲が増して、太る。また、果糖は肝臓で脂肪に容易に変換され、
糖尿病を引き起こす。果糖は子どもにとって益なる糖類ではない。
→甘いものをとると、シュガーハイになって暴れる子どもは多いですね。イオン飲料も然り。虫歯リスクも上がりますよね。やはり、甘いものをできるだけ避ける意識は大事だと思います。そもそも脳には良くないですね。
★DHAのはたらきを妨げるトランス脂肪酸
何よりも脳にとって最悪なのは、トランス脂肪酸である。
トランス脂肪酸は、リノール酸など常温で液体の植物性の不飽和脂肪酸に
水素を添加して固形にしたときに出てくる副産物。
要するに、トランス脂肪酸は、「狂った脂肪酸」である。
この狂った脂肪酸は、脳に運ばれ、しかもDHAのすぐそばに入り込み、
神経細胞の膜の正常な働きを妨げるため、脳の思考プロセスを混乱させる。
予防的措置として、トランス脂肪酸を含む食品は、できるだけ控えるのが賢明。
→日本はトランス脂肪酸の規制がホントに遅れています。海外ではトランスファットフリーは当たり前。日本では子供用ビスケットなんか余裕で入ってますからねバターの代りにマーガリンとか。知らないって怖いです・・・
★心の平安は血糖値の安定からはじまる
血糖値の不安定さと攻撃的な行動には密接な関係がある。
低血糖は、子どもが砂糖、精製デンプン、または刺激物を食べたときに
起こりやすい。その仕組みはこうだ。大量の砂糖を含んだ食べ物や飲み物を
摂取すると、血糖値が急激に上昇する。これを元に戻そうと、膵臓から
インスリンが大量に放出され、今度は血糖値が下がりすぎる。
ブドウ糖不足は脳の危機であるから、ストレス反応が起こる。
副腎からアドレナリンが大量に放出され、これが引き金になって
膵臓からグルカゴンというホルモンが放出され、血糖値が上がる。
アドレナリンは、「怒りのホルモン」でもあるからイライラしてくる。
結局、血糖値が急激に上がると、その後の血糖値の乱高下が起こり、
疲労感、イライラ、うつ、攻撃性があらわれる。
子どもが低血糖になると、気分が悪くなり、しかも脳のエネルギー不足によって
前頭葉にある衝動コントロールが効かなくなりやすい。もし、子どもの行動が
安定していないなら、血糖値が安定しているかどうか考慮する価値がある。
→甘いもの食べて、イライラが治まった経験ありませんか?むしろ、甘いものを食べるからイライラしている人が多いかも。甘いお菓子やジュースを飲んでシュガーハイになって扱いにくいな〜という子どもをよく見かけます。デパートに行けば、甘いもので溢れています。おまけに栄養の知識はないとくると・・・恐ろしいことです。日本の家庭科レベルの知識では糖尿病になってしまうなぁ、と思ったり。そこも情報ですね。知っている人は実践している
Posted by chiko13 at 14:01│Comments(0)
│健康